「9月から頑張る」に備えて…不登校の親が8月中にカウンセリングを受ける意味
- 2025/08/23
「9月からは学校に行く」と子どもが口にしたとき、
あなたは少し、安心した気持ちになったかもしれません。
でも、同時に── 「本当に行けるのかな」 「また行けなかったらどうしよう」 そんな不安が、心の奥から湧き上がってくることもあると思います。
そして実際、9月のはじまりは、子どもにとっても、親にとっても大きな山場。 うまくいかないことも、思った以上に心が乱れることもあります。
だからこそ、「その前の8月」に心の整理を
8月は、まだ少し余白のある時間。 学校もなく、他の家族とのかかわりも落ち着いているこの時期に、 親自身が気持ちを整理しておくことには、大きな意味があります。
・「子どもがまた動けなかったとき、自分はどう受け止めるか」 ・「期待と現実の間で、どんなふうに気持ちを整えるか」 ・「何ができたら、今の自分をよしとできるのか」
そういった心の準備をしておけると、 9月の“揺れ”に対して、慌てすぎずにすみます。
カウンセリングは、心を前向きにするためのものではなく、
「揺れやすい自分をまるごと受けとめる」ための時間です。
不登校の親は、がんばり屋の方がとても多い。 それだけに、自分の気持ちを後回しにして、 「まずは子どもを」「今は私じゃなくて」と言いがちです。
でも、親が自分の心を整えることは、子どもにとっても安心になります。
あなたが少しでも「話せてよかった」と感じる体験をしていれば、 後に子どもにカウンセリングを勧めるときも、その言葉には重みと説得力が生まれます。
「うちの子にはまだ早い」と思っている方へ
子どもがカウンセリングを受けるタイミングは、本当にその子次第です。 無理に勧めても、逆効果になることもあります。
だからこそ、まずは親が受けてみるという選択は、とても自然で、有効です。
あなた自身の安心感が、子どもの“変化の種”になります。
おわりに:今のあなたに、余白を。
夏休みが終わりに近づくにつれて、 “何かしなきゃ”“備えなきゃ”と気持ちが焦ってくるかもしれません。
でも、そんなときこそ、一度立ち止まって、自分の気持ちを聴いてあげる時間を。
カウンセリングは、あなたの「頭の中を片づける場所」であり、 「心に余白をつくる時間」です。
今のあなたに、やさしい時間を届けられたらうれしいです。

