【不登校×夏休み】家にこもる子どもにイライラしたら読むコラム
- 2025/07/27
母親の心を守る3つのヒント
夏休み。 子どもは休みでも、親には休みがない── そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか。
不登校のお子さんがいるご家庭にとって、夏休みは、 「少し休める期間」であると同時に、 「このままで大丈夫?」と焦りが生まれやすい時期でもあります。
今回は、そんな夏の中で、母親自身の気持ちを守るためのヒントを3つご紹介します。
1.“何もしない子”にモヤモヤしてしまうとき
エアコンの効いた部屋で、 ゲームや動画を見ながらゴロゴロしている子ども。 見るたびにイライラしてしまう…そんな日もあるかもしれません。
でも、その「怒り」の裏には、 本当は「このままで大丈夫?」という不安や、 「自分ばかり頑張っている気がする」という孤独感があるのかもしれません。
イライラしたときこそ、 ・スマホの通知をオフにする ・ひとりでお茶を飲む時間をつくる ・「いまの私、焦ってるな」と気づいてみる
そんな小さな“自分の時間”が、心を整える第一歩になります。
2.「どこにも行かない夏」に罪悪感を感じたら
まわりの家族が旅行やイベントに出かけている様子を見て、 「うちは何もしてあげられていない…」と感じてしまうこともあるかもしれません。
でも、特別なことをしなくても、日常を静かに続けることには大きな意味があります。
朝一緒にごはんを食べた。 テレビを見ながら笑った。 ただ同じ空間にいた──
その「何げない時間」が、子どもの心の回復にとってとても大切なのです。
3.帰省や親戚づきあいがつらいとき
「まだ学校行ってないの?」 「そろそろ受験のことも考えないとね」 そんな何気ないひと言が、心に突き刺さることがあります。
行かなければ…と感じている帰省も、 「行かない」選択が、子どもを守ることにつながる場合があります。
体調を理由にしたり、予定を調整して日程をずらしたり、 無理のない距離感を保つことは、親子関係を守ることにもつながります。
そして、仮に帰省を断ったことで、 「何か言われるかも…」と不安になることもあるかもしれません。
でも、そうした言葉を口にする人は、何をしても言うものです。 自分と子どもの安心を守る決断は、他人の声よりもずっと大切です。
おわりに:ひとりでがんばりすぎないでください
この3つのヒントは、すべて「親であるあなたの心を守ること」を目的としています。
子どもを支えるには、 まず自分自身の気持ちを、誰よりも理解し、いたわることが土台になります。
もしこの夏、 「しんどいな」 「がんばってるけど限界かも」 そんな瞬間があったら、どうかその声を置き去りにしないでください。
あなたは、もう十分に頑張っています。
「少し話してみようかな」と思えたあなたへ
誰にも言えない気持ち、 分かってほしいけれど、うまく言葉にできないもどかしさ。
不登校の子どもを支える日々は、 “正解のないがんばり”の連続かもしれません。
だからこそ、もし「少し話してみたいな」と感じたら、 それは心が発している大切なサインです。
カウンセリングは、 なにかを“解決”する場というよりも、 自分の気持ちを整理し、必要な力を取り戻す時間です。
「こんなこと話していいのかな…」という気持ちのままで大丈夫。 今のあなたのままで、お話に来ていただけたら嬉しいです。

