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高校に入学する前にやっておくと良いこととは…

  • 2026/04/03

「高校入学前にやっておくと良いこと」は、学力の準備だけでなく、自立した生活と主体的な学びに向かう力を整えることにあります。

高校では中学校以上に自己管理が求められ、授業の進度も速く、課題の量や難易度も上がります。

さらに進路選択が現実的な課題として迫ってくるため、「言われたことをやる」から「自分で選び、動く」へと意識を切り替える準備が重要です。

まず最優先となるのは、生活リズムと自己管理の確立です。

起床・就寝の時間を安定させることに加え、通学時間を見据えた朝の行動パターンを整えておくことが大切です。

高校では遅刻や欠席がそのまま評価や進路に影響することもあるため、自分で時間を意識して行動する習慣を身につけておく必要があります。

また、スマートフォンの使用時間を自分でコントロールする力も重要であり、夜更かしや依存的な使い方を見直すことは入学前の大きな準備の一つです。

次に、学習面では「基礎の定着」と「学び方の確立」が鍵になります。

高校の授業は中学校内容を前提に進むため、特に英語と数学の基礎に不安がある場合は復習しておくことが望ましいです。

しかし単に問題を解くこと以上に、「分からないときにどう調べるか」「どのように復習するか」といった学習方法を身につけることが重要です。

高校では教員が細かくフォローする場面が減るため、自分で理解を深める力が求められます。

さらに、目標や進路について考え始めることも大切です。

明確な将来像が決まっていなくても、「どんなことに興味があるのか」「どのような生活を送りたいのか」といった視点で考えることが、学習の動機づけになります。

高校生活は自由度が高い分、目的意識の有無が大きく影響します。

対人関係の面でも準備が必要です。

高校では新しい人間関係が一から始まるため、自分の考えや気持ちを適切に伝える力や、相手との距離感を調整する力が重要になります。

無理に周囲に合わせるのではなく、自分に合った関係性を築く意識を持つことが大切です。

また、失敗への向き合い方も重要なポイントです。

高校では課題の難易度が上がり、思うようにいかない経験も増えます。

そのときに「できない自分」を否定するのではなく、「どうすれば改善できるか」を考える姿勢が成長につながります。

高校入学前に必要なのは、すべてを完璧に準備することではなく、「自分で考え、自分で行動する準備」を整えることです。

生活、学習、人間関係の基盤を少しずつ整えておくことで、高校生活を主体的にスタートさせることができるのです。

発達障害ラボ

車 重徳

《個別のご相談はオンラインカウンセリングまで…》

自閉症スペクトラム(ASD)や広汎性発達障害(PDD)、学習障害(LD)やグレーゾーンの子の支援やトレーニングに定評のある発達障害ラボの室長です。 知能検査「WISC-Ⅴ(ウィスク5)」の実施や既存の結果による分析・アドバイスも行っています。 また、近年増えている起立性調節障害やHSC(敏感過ぎる子ども)の対応方法などにも定評があります。