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WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の指標について

  • 2023/12/06

WISC-Ⅴ(ウィスク5)検査の指標について

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査から

WISC-Ⅴ(ウィスク5)に変わり

指標の数が4つから5つに増えました。

WISC-Ⅳ(ウィスク4)検査の指標は

・VCI(言語理解指標)

・PRI(知覚推理指標)

・WMI(ワーキングメモリ指標)

・PSI(処理速度指標)

の4つですが

それが、WISC-Ⅴ(ウイスク5)検査になると

・VCI(言語理解指標)

・VSI(視空間指標)

・FRI(流動性推理指標)

・WMI(ワーキングメモリ指標)

・PSI(処理速度指標)

となります。

新しく加わった指標は

・VSI(視空間指標)

・FRI(流動性推理指標)

となるわけです。

しかし、この2つの指標は

全く新しい概念での指標ではありません。

・VSI(視空間指標)

・FRI(流動性推理指標)

の指標は、もともとはWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査にある

・PRI(知覚推理指標)

なのです。

つまりWISC-Ⅳ(ウィスク4)検査にある

・PRI(知覚推理指標)

がWISC-Ⅴ(ウィスク5)検査になり

・VSI(視空間指標)

・FRI(流動性推理指標)

という2つの指標に分かれたのです。

その分、子どもの特性を

詳しくみることができるのです。

さて、WISC-Ⅴ検査とWISC-Ⅳ検査の違いについては

まだあります。

また、次のブログで書きますね。

★★

発達障害ラボ

車 重徳

自閉症スペクトラム(ASD)や広汎性発達障害(PDD)、学習障害(LD)やグレーゾーンの子の支援やトレーニングに定評のある発達障害ラボの室長です。 知能検査「WISC-Ⅴ(ウィスク5)」の実施や既存の結果による分析・アドバイスも行っています。 また、近年増えている起立性調節障害やHSC(敏感過ぎる子ども)の対応方法などにも定評があります。