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我が子の「親への激しい暴言や暴力」への対応について

  • 2026/01/08

私は長年、カウンセリングで、子どもの暴言・暴力に悩む家族を支援してきました。

お子さんの行動は、親御さんを深く傷つけ、辛い思いをされていることでしょう。

これは「わがまま」ではなく、感情調整の未熟さやストレスが背景にあることが多く、決して親のせいではありません。

まずはご自身の安全とメンタルを守りながら、対処していきましょう。

以下に具体的なステップを説明します。

まず、即時の安全確保を優先してください。

お子さんが暴言を吐いたり、暴力を振るう状況では、冷静に距離を取る(部屋を離れる、間に物を置く)。

「今は話せないよ、後でね」と伝え、無理に止めようとせず、危険を感じたら児童相談所(189)や警察に相談を。

親の怪我や精神的ダメージが深刻化すると、家族全体が崩壊します。

次に、原因の探求を。

こうした行動は、発達障害(ASD、ADHD)の場合、欲求不満が爆発しやすいです。

学校でのいじめ、ストレス、または親子関係の歪みが引き金になることも。

日記などで行動のきっかけ(例: ゲーム禁止時、宿題時)を記録し、パターンを把握しましょう。

思春期ならホルモンバランスの影響も。

対処法として、親の対応を変えることが鍵です。

暴言・暴力が出たら、即反応せず、無視または短く「それは嫌だよ」と伝えて終了。

後で落ち着いた時に話し合い、「どうしたの?」と気持ちを聞く。

肯定的関与を増やし、良い行動を具体的に褒める(「今日は優しかったね」)。

ルールを視覚的に明確にし(チャート作成)、一貫した対応を夫婦で共有してください。

さらに、専門支援の活用を。

児童精神科や児童相談所で診断・カウンセリングを受けましょう。

ADHD併存なら薬物療法、ASDならソーシャルスキルトレーニングが有効。

ペアレント・トレーニングで親のスキルアップを。

家族療法で関係修復を図れます。

早期介入で改善率は高いです。

親御さんへ:あなたは一人じゃないです。

ご自身のストレスケア(散歩、友人相談)も忘れずに。

暴力は世代連鎖しやすいので、今が変わり時です。

必要ならDV相談窓口へ。

少しずつ良くなります。

一緒に乗り越えましょう。

発達障害ラボ

車重徳

《個別の案件はオンライン相談まで》

自閉症スペクトラム(ASD)や広汎性発達障害(PDD)、学習障害(LD)やグレーゾーンの子の支援やトレーニングに定評のある発達障害ラボの室長です。 知能検査「WISC-Ⅴ(ウィスク5)」の実施や既存の結果による分析・アドバイスも行っています。 また、近年増えている起立性調節障害やHSC(敏感過ぎる子ども)の対応方法などにも定評があります。